ポーラ・オルビスグループ傘下のｐｄｃ（東京都港区）は、セルフコスメ市場に攻勢をかける。肌に必要な“水の力”に着目したスキンケアの新ブランド「キメキュート」を立ち上げ、化粧水と乳液を来年２月２７日に発売する。

新ブランドの核となる“水”にこだわり、同グループ商品の研究開発を担うポーラ化成工業（静岡市駿河区）にほど近い、富士山麓の天然水を採用した。

製品にはこの水に、ヒアルロン酸と同社独自の保湿成分「黄杞エキス」を加えた。肌の角（質）層まで潤いを浸透させ、肌表面を保護する「ウォーターシールド処方」を用いることで、きめの整った健やかな肌へ導くという。

パッケージは、市場で増加傾向にある機能性を明記したデザイン。スキンケアで保湿に重点を置く消費者の購買意欲に働きかける。

価格はオープンだが、化粧水「ウォーターシールド　ローション」と乳液「ウォーターシールド　ミルク」のいずれも店頭では１１５５円前後の販売を想定し、１年間に２億４０００万円の売り上げを目指す。

出典：SankeiBiz